2013年2月8日金曜日

「天に花咲け 地に実なれ~」中尊寺大節分会!

                      2月3日は節分。
         中尊寺の恒例・・春を呼ぶ「大節分会」が本堂で開かれました!!

            惜しまれながらも先日引退された元小結高見盛関、
              振分親方を今年も迎えての豆まきです!!!


                              
                      中尊寺大節分会は・・・
                 
                  午前12時30分から午後1時10分の
                一般参拝者福引抽選券配布から始まり、
                      
                      午後1時30分から
                         護摩祈祷 

                       午後2時頃から
                      豆まきが始まります。



              駐車場の混雑も考え、平泉駅から中尊寺までは、
                    巡回バス「るんるん」を使い、
                       約10分で到着。
                   月見坂を急ぎ足で駆け上がり・・・
                

                  ・・・と、ここでちょっとご案内。
                     
                    
                 参道月見坂は急勾配になっており、
 この時期の積雪などで足元の状況を心配されるお問い合せが多くなっております。


                例年深さはさほどないのですが、
      残雪があったり、また踏み跡が凍ったりする為堅くなっている事があります。
            日陰は特に溶けづらいので滑りやすくなっております。

          山内では月見坂と、少し登った弁慶堂前の2ヶ所に
                こういった縄をご準備しております・・・

縄を靴裏に装着!!こんな感じになります!!
足元が不安な際は、こちらを装着してみてはいかがでしょうか☆

                   節分会のお話しに戻り・・・

 会場に着いたのは午後1時半頃。
                   (月見坂入口から本堂までは約600メートルで徒歩10分ほどです)

                   会場である本堂前に到着!!
               
                 既に沢山の方々でいっぱいです!



                  舞台の近くまで寄ってみますと・・・
           会場の中にはロープが張られており、花道がつくられています。
             皆ワクワクした表情で一点を見つめております。
                  と、なんと!振分親方の登場です!


      「親方~!親方~!」との声援の中をお付きの方やお弟子さんを連れ、
           振分親方がりりしいお姿で舞台まで向かいます。


                本日親方として迎えられた後ろ姿は、
        現役時代よりファンに愛されし、とても大きくたくましいお姿でした。


本堂の中からは護摩祈祷の声が外まで響き渡り、
祈祷が終わると、舞台には可愛らしいお子様達が並びます。
平泉町内の幼稚園児、保育園児による豆まきです。

大きな舞台の中からひょっこり元気な笑顔がいっぱいです。






その後ろに中尊寺の山田貫首、振分親方が並び、
「福をもたらす豆を沢山拾ってお持ち帰りください」とのお言葉。

    「鬼は外!福は内~!!」
いよいよ、豆まきの始まりです!



たくさんのお豆と一緒に元気も頂きました☆

                                             お子様に続き、次は舞台に
              かみしも姿の年男・年女の方々約100人が並び・・・

          「天に花咲け~ 地に実なれ~ 福は内~! 鬼は外~!!」
                      の掛け声に合わせて、

                 舞台からは勢いよく豆がまかれました!

                 「鬼は~外!福は~内!!!!」



                              沢山の方々で会場はしゃがんで拾うのが難しいほど。
    皆、空からまってくる豆を袋や帽子を使ったり、手を伸ばしたりして拾います!


                        そして・・・
          心待ちにしていた方は多いのではないでしょうか・・・!!
                      豆まきの後は・・・
              一般参拝者福引抽選券の抽選発表です!!!
                  

※抽選券の配布にはお時間をもうけておりますが、なくなり次第終了となります。
    中尊寺のホームページにてあらかじめお時間のご案内もしておりますので、
                     ご確認くださいね!


             
          お話しによりますと、抽選券は約1000人の方へ配布され、
               なんと約200人の方が当たるとの事です!!


               この福引きの景品が本当にすごいんです!!!
                 県外からお越しの方々も多いのですが、
              地元平泉町民、周辺市町村の参加者の多さが
                 何より景品のすごさを物語っています。
                 
                 景品は色々でその年でかわりますが・・・ 
          持ち帰るの大変なのでは?と思うような景品がほとんどです!!
          
                      その景品とは・・・

                      

                    参加してのお楽しみです。 
         是非お越しいただいて実際に体験してみてくださいね☆

      大きな景品は10品ほどで、舞台で振分親方が抽選してくださいました~!

          景品が当たった方は、都度「こちらへ~こちらへ~」と舞台へ呼ばれ、
                     親方からの手渡しです☆
                       いいですね~ (^□^)




            せっかく当たって呼ばれたのにいらっしゃらない方は、
       残念ながらカウントダウンで、次の抽選へとうつるようでしたので、
       豆まきが終わっても最後までお楽しみいただければと思います☆
           
                会場の雰囲気は先ほどとはまた変わり、
        振分親方との会話ややりとりもあり、とても和やかな雰囲気です☆

          大きな景品以外にも約190人の方々の抽選も別で行われており、
             最後にその結果が本堂前の鐘楼に張り出されました。


               舞台から一気に鐘楼へ集まります・・・
                       わくわく!!
 
          抽選で選ばれた方は、門の隣で景品を受け取ります。
                    こちらの景品はというと・・・
                   色々と詰め込まれた福袋☆

              福袋を手にした方にお声をかけてみましたら、
                      なんと地元の方でした!
            記念に1枚、鐘楼前で写真を撮らせていただきました!

                「福袋の中をみせて頂けませんか?」と
                 お願いしましたところ快く見せて頂き・・・

            なんと!福袋そのものを・・・頂いてしまいました!!
                    有り難うございます~~~☆

   

           中味はペットボトルの飲み物やお菓子などなど・・・です☆
      あとは来年のお楽しみということで、皆様まずは抽選券を!!!!
            ありがたく事務所のみんなでいただきました^□^☆
                   ありがとうございました!!


 
                      皆の大きな声で、
        「天に花咲け~ 地に実なれ~ 福は~内! 鬼は~外!!」と、
        豆は勢いよく天にまかれ、地に届くころには、皆の笑顔に花咲かせ、
       心に福を呼び込み、鬼は知らず知らずどこかへ飛んでいってしまうような・・・

                    





                沢山の参拝者の中で見上げる舞台、
               中尊寺大節分会の華やかさを感じました。
               
               きっと、皆様感じることは違うと思いますが、
         心一つに迎える素敵な1日となったのではないでしょうか・・・。


           そして、来年の中尊寺大節分会で花咲く笑顔のお一人が、
                   皆様でありますように・・・☆


2013年2月5日火曜日

「黄金の升」といったら達谷西光寺 節分會です!

    2月3日(日)、達谷西光寺(毘沙門堂)で午前10時より節分會が執行されました!

        
      



             まだまだ行事について知らない事が多い私・・・
       お邪魔する前に少し節分會の勉強をと思っていたのですが・・・
       そんな事を考えいる間に!!!すでに時間は10時前!!!!

             車で急いで達谷西光寺へ向かいましたが・・・
            駐車場に着くと、すでに駐車場はいっぱいでした!
              勉強不足な私、やはりまだまだです・・・
   お車でいらっしゃる際は、雪が路面に残っておりますので、お気を付け下さいませ。


        (※平泉駅から達谷西光寺までは、片道約5.7キロ、車で約10分です。)
         (駐車場は約30台で、大型バスは約2台駐車出来ます。)



着いて時間はすでに10時・・・
毘沙門堂ではすでに法要が行われておりました。
中では厄除けの御祈祷も行われております。

毘沙門道の階段を登り一歩堂内に入ると、
静かに目を閉じている方、手を合わせている方、じっと見つめている方・・・
 僧侶の読経に包まれ、外とは違う空気があります。

(人数は限られますが、一般の方も毘沙門堂の中にはいり、近くで法要をご覧になることが出来ますので、お越しの際は是非少し早めにいらしてみて下さい。)


お堂から外を眺めると、外でも皆心一つ、見守っていらっしゃいます。



そして法要が終わると一旦、豆をまく方々以外はお堂を後にします。


                   毘沙門堂の下で待っていると・・・
                       黄金の升を持って、
    巳年のお子さん達を始め、厄年の大人の方など10名が高欄へ出て参ります。
  
                  升は少し重くなっておりますので
              大人の方が「黄金の升」を使って豆まきされるようです。



と、ここでですが・・・
西光寺の節分會で使われております、
「黄金の升」ですが、
こちらは2010年から使われております。
33年に一度の毘沙門堂御本尊ご開帳に合わせてこの升が新調されたそうです。
大きさにも意味があり・・・
「ますます繁盛」に掛けての2升半だそうです☆



                そして・・・3日は天気も良く、晴れておりました。
                      高欄を太陽の光が照らし、
                     黄金の升が光を受けているのを見て、
                 あっ、と前に聞いたそんなお話を思い出しました。


                  元気な掛け声で豆まきは始まります。


                 お豆(落花生)は約75㎏とのことで、
          「こんなにいっぱい!!ひろえたー!!」っと拾ったお子様は、
      嬉しそうに一緒にきたおじいちゃん、おばあちゃんに見せておりました☆

           確かにみなさん、袋いっぱいに拾っておりました・・・すごい!



                 そんな笑顔いっぱいの輪の中をのぞくと・・・、
                       神事をおえた僧侶が、
             一枚ずつ手渡しで御札を皆様にお渡ししておりました。
                   一人一人に手渡しして頂けるなんて
             さらに御札のありがたみを感じるものですね(嬉泣)




豆まきが終わると、御供所で直會(なおらい)が行われ、
お神酒・ミカン・お餅をいただきました☆

(御供所は門をでて左手にございます。)



皆集まり、先ほどまで一生懸命天に延ばして冷たくなっていた手をあたため、
お神酒でお顔をポッと染め、頂いたお餅で体の中から元気になります☆
(お神酒は仕事中との事もありお気持ちだけ頂き・・・お餅を2回も頂きました!)



心のこもった手作りのこちらのお餅は・・・

豆まきの「豆」にちなんで納豆と糖蜜きな粉
(枝豆でできたきな粉なのでとてもキレイな緑色でした)
の2種類とのことです。



          カメラを持つ手が真っ赤になっていたのも忘れるほど
     この節分會に魅了されていましたが、気がつくと全てが温かく
              心も・・・お腹も、みたされておりました。

        節分會は午前10時に始まり約1時間から1時間半行われました。

           節分と聞きますと華やかさをイメージしますが、
         真っ白な雪の中、光に照らされた赤い毘沙門堂がうけ放つ
               その温かみへと手を延ばすような・・・
         それがここの節分會だけの魅力なのかなと・・・感じ、
                 達谷西光寺を後にしました。


       冬季間は平泉駅からの達谷西光寺までのバスが御座いませんが、
         お車で約10分、タクシーですと、片道約1800円くらいです。



             是非、皆様のお越しをお待ちしております☆