2013年5月11日土曜日

春の藤原まつり「弁慶力餅競技大会」

「春の藤原まつり」
最終日の5日の主な行事は

延年の舞<毛越寺>

古実式三番「開口」<中尊寺白山神社>
狂言「いろは」
能「西王母」

そして・・・

弁慶力餅競技大会<平泉駅前>


本日はこの「弁慶力餅競技大会」の様子をお伝えします。

当日午前9時から選手の受付がはじまります。
どなたでも参加できますので、「我こそは!」という力自慢の方!
来年お待ちしております。

午前10時、予選の前に「弁慶力餅そり引き大会」がはじまります。

こちらは「小学生の部」と「中学生以上の部(男女別)」があり
小学生は1チーム10人以内、
中学生以上の男性チームは3人以内、女性チームは5人以内での
参加となります。

位置について!
よーいどーん!
がんばれ!がんばれ!
          
ゴール!
    
約220キロの木製のそりに「三宝」と呼ばれる台と餅を載せ、
総重量300キロ超の重さを25メートル引いてタイムを競います。


そしてなんと急遽、FM岩手平泉支局さんと協会スタッフ3名の合同女性チームで、
そり引きに出ることになってしまいました。


位置について!

他の女性チームが5人で挑む中、無謀にも選りすぐり?の4名で挑戦です。
もちろん狙うは1位!?



いざスタートするものの、なかなかスピードがあがりません。
これはやってみないとわかりませんね。
本当に重かったです・・・

ゴール!
4組中3位という成績で、2位とは僅差。
1人分ハンデがあったにしては健闘したと思います。
実際に参加するとより楽しいですね。

こちらもどなたでも参加できますから
是非観光でお越しの方も地元民に混ざって参加し、
一緒に盛り上がっていただきたいと思います。


さて、いよいよ「弁慶力餅競技大会」予選です。

競技者のお腹には太鼓帯がきつく締められ、そこへ餅ののった約160キロの三宝をのせ
歩く距離を競います。
            
こちらが餅ののっていない三宝です。
 

大人6人がかりで逆さにした三宝を競技者のお腹にのせ、うしろでも一人支えます。
 

予選通過記録は10m以上で予選に参加されたのは21名。
県内は元より遠く香川県からお越しの方も。



お昼をはさんで午後は決勝大会となります。
予選参加の21名中、見事10メートル以上歩き決勝に勝ち進んだのは8名の方!
決勝では2回やって、良い方の記録で競います。

見事予選を勝ち進みました千葉さん。
いつもお世話になっております。




・・・見ている方も思わず力が入ります。

協会スタッフで怒号・・・もとい、黄色い声援を送ります。
23メートル34の大記録!
大変お疲れ様でした。


さて優勝者は一体何メートル歩けるのか?

こちらは予想して予想投票箱に入れていただきますと
大会最後にぴったり賞や前後賞など発表があり、景品があたります。
餅まきもありますよ。



今年の優勝者は北上市の佐藤信一さん。
記録はなんと36メートル45!

佐藤さんは22年から連続優勝されております。
2位の方が27メートル27ですから
記録もおひとりケタはずれのなのでした。

すごいです・・・


このように参加できる行事もある藤原まつり。
是非一緒に楽しみましょう。