2013年6月20日木曜日

「毛越寺あやめまつり」がはじまりました

一昨日ようやく梅雨入りした平泉。

2日ほどは梅雨らしい雨に恵まれましたが、
今日は一転、爽やかな快晴です。

さて、本日より毛越寺では「あやめまつり」がはじまりましたので
早速お邪魔してみました。

毛越寺本堂
時間が早かった為かまだ参拝者は少なく、人影のない本堂の写真が撮れました(貴重・・・)

本堂では「あやめまつり花供養法要」が粛々と執り行われておりました。

爽やかなそよ風が心地よく声明に心が洗われるようです。
  

大泉が池のほとりに立ち景色を眺めていると、不思議と穏やかな気持ちになってきます。
毛越寺はいつ来ても本当に癒されます。

誰でも受け入れてくれるような優しさや慈悲に満ちているというか・・・
「浄土」ってこういうところなのかもしれません。

花菖蒲園のある本堂の裏へまわってみました。

蓮の葉
蓮はまだまだですね。
蓮池では元気に泳ぐ小魚の姿がみえました。


本堂裏はまだ1分咲きでした。

今度は開山堂の前に出てみます。

開山堂と花菖蒲
こちらは3分咲きほどに進んでおりました。

鮮やかな紫色

薄紫色の花菖蒲
こちらには白い花菖蒲も
こちらは弁元が白いです
大泉が池と花菖蒲
毛越寺の花菖蒲栽培の歴史は、昭和28年、町民の発案により現開山堂前に植え込んだのを
初めとします。
翌29年には明治神宮より100種100株を分譲していただき、以後多くの方々から
ご寄進をいただくなどして花の種類や株数も増え、現在では300種3万株の花菖蒲園になりました。(―境内案内板より―)


案内板には「あやめ」「かきつばた」「花菖蒲」の違いについても説明が書かれておりますので
お越しの際は是非読んでみてくださいね。

あやめを見分ける一番簡単な方法は弁元に網目の模様があるかどうかだそうですよ。
一見同じようにみえる葉にも違いがあるようですね。

 昨年の子供写生大会にて毛越寺賞を受賞した作品も展示されています。


鷁首船と立石
築山


お寺を出る頃には境内は参拝客で賑わいはじめていました。

庭園内は段々と緑が濃くなり、最も美しい季節のうちのひとつです。
あやめまつりは7月10日まで行われておりますので是非お越し下さいませ。

あやめまつり期間中の主な行事につきましてはこちらをご覧下さい。